昨日はお客様の所有のマンションへ…
今回、お会いするのは2回目ですが、こんなお話を聞かせていただきました…
…「わたしたちが、生老病死と聞く時に、それは苦であるとお聞きしますよね?
でもね、私はそれを苦って言うよりも当たり前だと思うようにしているんです。誰もが避けて通れないことですからね。生きることも老いることも、病も死ぬことも誰もが避けて通れない当たり前のことだと思うので、自分では当たり前のことだと考えるようにしています。ですから、その当たり前を、いかによく生き、良く老い、良く病み、良く死んでいくかと考えるようにしているんです。
そうしたら、今、こんな物を買っておいたらいいのではないか?これは手放してしまおうか?こんな事には挑戦しようか?今のうちに旅行も行っておくのがいいかな?…最終的には死ぬということを頭に入れてそうであるならば(四苦が避けられないのであるならば)、最終的地点に死を見据えた生き方をしようと思ってねぇ…
と仰っていました。
避けられない「苦」であっても、ちゃんと向き合うことで四つのの「苦」がより良く生きる源になりそうな気がしました。