良寛さんに学ぶ「幸せな考え方」のコツ
良寛さんの五合庵に泥棒が入った。泥棒は何かを盗もうとしたが、部屋には何もなかった。
泥棒は仕方なく良寛さんが寝ていた布団をはぎ取って逃げていった。
冬の月が光っていた…
良寛さんはガタガタふるえながら窓の月を見た。
「ああ、よかった。窓の美しい月は盗まれなかった。」
その時、
盗人に 取り残されし窓の月
と俳句を詠む。なんと余裕のあることか。
紆余不尽の意思を留む
「紆余不尽の意思」とは、ゆとりの心。ゆったりとしたゆとりの心を持って生活するとどんな意地悪をされても相手を憎まず、許してやる気持ちが生まれる。ゆとりの心がないと、怒りが爆発する。怒り狂えば自分がつぶれる。
(境野勝悟)
台風が過ぎたと思ったら、今度は北海道での地震…天災が続いていますね。
テレビを見ながら、災害の大きさに心が痛みます。また、被災地で懸命に作業されている方々には頭が下がります。
そのおかげで日に日に復旧していく様子にも目を見張るものがあります。
一日も早く通常の生活に戻ることができますように…