感謝の気持ちを表現するときに使われる言葉ですね。

昔の人はよく言ってたように思いますが最近はあまり聞かなくなったような気もします…

お陰さまという言葉の通り、自分の気づかないところ（陰）で私のために動いてくださっていること（人）への感謝の意味だと私は考えています。

ある人の講演で、「家で食事を作っているのはその家の奥さんだったり、お母さんだったりするかもしれません。あるいは自分で自分のために作っている人もいるかも知れません。目の前にいる人に、お母さんありがとう！っていう感謝は誰にでも出てくると思います。また、自分で自分のために作っているのだから感謝する必要もないと思っている人も多いかもしれません。ただ、自分一人やお母さんの頑張りだけでは食事はできないんですよ。その陰には、お米を育ててくれた人、炊飯器だって自分で作ったわけではないし、配送の人、売ってるスーパーの人、米を買いに行くのに乗る車を作った人、車に入れるガソリンに関係した人…まだまだいろんな人が関わっているのです。…一口のご飯を口に入れるまでに見えないところでどれだけの人が関わってくれているか考えたら、ものすごい数の人がご飯の陰にいるんですよね。この全ての人たちの『お陰さま』なんですよね。生きている私たちは全てのことが陰で支えていてくれる人のお陰さまってことですね。」
…と、こんな話を聞かせていただきました。 

ご飯に限らず、私の生活のほとんどが、目に見えない陰でのお働きのお陰で成り立っていると思います。
もちろん、目の前の人への感謝も忘れてはいけませんが、見えないところで動いてくださっている人へ思いを馳せ感謝していくことも必要だと感じました。 

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