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身近な目標をめざして明るく歩いていく


 『誠一ときたら、高校にも入れない成績だと先生からいわれて……。お母さんは情けなくて悲しくて、生きた心地しませんよ。どうするのよ、これから……』

山田誠一君は、サッカーに夢中なのだ。先生が少しおどかすつもりで、『高校は無理だ』といったのが、逆効果となり、『それなら高校なんか行かないよ』と、誠一君の心を閉じさせてしまったのだ。叔父の山田健太郎さんが、誠一君の心を開く。

『誠一、お前はサッカーの名手だ。身体は人一倍丈夫だ。高校へ行かなくても、叔父さんが必ず整備士の資格を取らせてやる。工場も将来、誠一に全部譲る。学校だけが人生じゃない。学校が何だよ』

誠一君はすねていたのが恥ずかしくなる。叔父さんの整備工場で油まみれで働きだした。叔父さんも約束通り仕事を教えてくれる。『誠一はオレの跡とりたぞ』と誰にもいう。整備士の資格もとり、大型も、特種の免許もとって、誠一君は元気に働いている。そのうえ、サッカーチームをつくってオーナーになっている。

 絶望してひねくれていては何も生まれてこない。目の前に具体的に手のとどきそうな目標を示して、そこへ引っぱていかなくては、善の方向へ人々をむけられない。拒んでいるかぎり、真実を生きることは難しい。

赤根祥道氏の著書より抜粋

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◆稲盛和夫の言葉「感謝の気持ちを持つ」
  
社内に人の和がないと、お客様に喜んでいただけるものはつくれません。なぜなら製品にはそれをつくる人の心が反映されているからです。ところが「オレがオレが」といった利己的な考え方では、社内に和をつくっていくことはできません。
私たちが今日あること、そして存分に働けることは、お客様や取引先はもちろん、職場の仲間、家族といった周囲の多くの人々の支援があるからこそです。決して自分たちだけでここまでこられたわけではありません。
このことを忘れず、常に周囲への感謝の気持ちをもち、お互いに信じあえる仲間となって仕事を進めていくことが大切です。
  
・稲盛和夫オフィシャルサイト「フィロソフィ」より
https://www.kyocera.co.jp/inamori/philosophy/


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『間違いを認める・萩本欽一』
 

高校時代は、新聞配達のほかにも

色々なアルバイトをやった。

 

西銀座のデパートで、窓と床とお便所を

きれいにして、1日340円。

 

封筒のあて名書きをやって、1日240円。

錆び付いた鉄板を磨く仕事が、一番高くて

1日400円。

 

賄いを目当てに

飲食店の出前のバイトもやった。

 

ある日、自転車に乗って出前をして

店に帰る途中

新宿の交差点で信号待ちしていたらさ

 

「おまえ、何しやがんだ!」って

おじさんが顔を真っ赤にして

ボクに近づいてきたんだよ。

「何って、なんですか?」

「なんですかじゃねえだろう。

ココを見てみろ!」

 

おじさんの車に横線が入っていたの。

 

ピッカピカの新車に長いひっかき傷が1本。

 

ボクが知らないうちに

自転車の荷台に載っている

アルミ箱の角かなんかで

ひっかいちゃったみたいで・・・・。

 

「お前が働いている店はどこだ。

店の名前を言え!」

 

「言わないよ。ボク」

「言わないじゃないだろう、言えよ!

すぐに店に連絡しろ!」

 

店、店の名前って言うから

ボクは言ったんだ。

 

「おじさん、ボクはアルバイトなの。

1日230円。

 

店のオジさん、いい人だから

ボクのかわりに払ってくれると思うけど

小さな店だし、そんな大金払ったら

大変なことになっちゃうよ。

 

おカミサン、泣いちゃうよ。

 

だから、お店の名前はいえない」

 

「おまえのウチは?」

「ウチにお金がないから

アルバイトをしてるの。

 

おじさん、むちゃなこと言わないでよ。

 

ウチの親から取ろうとしてるんでしょ。

 

親が困らないように

ボクがアルバイトしてるのに」

 

インチキはダメだ。

 

絶対に逃げないぞ、とボクは思った。

 

「おじさん

ボクをおじさんの会社まで連れて行って

その分だけ、働かせるのが

一番いい方法だと思うんだよ。

 

どれだけでも働くから。

 

おじさんの車のあとを自転車で

追いかけてついて行くからさ」

 

そしたらさ、おじさんが急に。

 

「君の言っていることが正しいな。

ボクの言っていることが間違ってた」

って。

 

「オレも君みたいにアルバイトして

頑張った頃があって、今

車を買えるようになったんだ。

 

そのことを思い出した。

 

学校を卒業したら、オレの会社においで。

ごめんな…。」

 

おじさん、涙をためて「さようなら」って

名刺を1枚残して去って行ったの。

 

ボク、叔父さんの背中を見ながら

泣いたよ。

 

ボロボロ泣いたよ。

 

ところがさ

ボク貰った名刺をなくしちゃって。

 

いつか恩返ししょうと思ってたのに

なくしちゃって。

 

オレって、どう言う人間なのだろうかと

自分を疑っちゃったよ。

 

それでテレビに出られるようになってから

いろんな番組でその話をして

活字でも言い続けたんだけど

おじさんからの連絡はなし。

 

昭和62年になって

ボクがテレビをやめようとしたときになって

やっと手紙が来たんだ。

 

「テレビや雑誌であなたが

私のことを言ってくれていることは

知っていました。

 

でも、あなたが懸命に働いている時に

名乗り出るのはイヤでした。

 

あなたがお休みすると聞いたので

手紙を書きました。

 

ゆっくり休んでください」

 

すっごいでっかい会社の社長さんだった。

 

「ボクが間違っていた」

と言える人ってカッコいい。

 

そういうカッコいい人って

社長になっちゃうんだよね。

 

~萩本欽一~

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